オリンピック
オリンピックが結構盛り上がっている模様。
オリンピック特有の競技というと、やはりアマチュア競技。 そして個人期には陸上。
特に短距離が好き。 世界最速の名を与えられる男子100mは最大注目競技の一つ。
ここ最近はボルトという化物が登場したため、そこに注目が集まっていた。
が、私の最大の注目選手はジャスティン・ガトリン!!
母国アメリカにおいて、ゲイを破りチャンピオンとなり乗り込んだ今回のオリンピックにおいて
9.79のタイムで見事銅メダルを獲得した彼である。
アメリカ代表でアテネオリンピックの100m王者。
この時22才で五輪史上最年少100m王者。
翌年の世界陸上では100、200の2冠を達成している。
さらにその翌年2006年には当時の世界タイ記録である9.77を記録。
まさに前途有望なる絶対王者であった。
が、2006年にドーピング検査で陽性が出てしまう。これがキャリア二度目であったため、最長8年もの出場停止処分となる。
ここで問題となったのが一回目の違反。
実はこの方、注意性欠陥障害であったようで、その治療薬が最初の陽性の原因であり、無効であると主張していた。
そのようなこともあってか(これはあくまで私のかってな予想。)、処分が4年に短縮される。
そこから復活しての今回のアメリカチャンピオンそして、見事な銅メダルである。
そりゃ見事としか言いようがない。
24〜28才というスポーツ選手にとって最も大切な時期に表舞台から去らなければならなかったのだ。
モチベーションを保つのはさぞや大変だったであろう。
実際NFLに挑戦しようともしていたらしい。
(ちなみにこの時の40yの記録が4.45 4.42という平凡な記録なので、100mの練習をメインで続けていたのかもしれない。)
今回の復活を聞くと素晴らしいという想いと同時に惜しい気持ちが抑えられない。
彼がもしも
キャリアを順調に積むことができていたら、ボルトの良いライヴァルとなっていたのではないだろうか?
それによって、ボルトのポテンシャルが今以上に発揮されていたのではないだろうか?
などと考えてしまうのだ。
今回のボルトの圧倒っぷりを見ていて、改めてライヴァルのいない彼のモチベーションが気になったのね。
確かにボルトの異次元さを見ていると、難しいかな?とも思うが、やはり「たら、れば」を考えずにはおれない…
それにしてもガトリン選手、立派!!
おめでとうございます!!!
ボルトさん凄すぎデス…